お風呂の衛生管理

入浴施設での衛生管理

入浴施設を安心して利用できるよう、レジオネラ症の発生防止の為、衛生管理を徹底しなければなりません。 そのためには、次のような点に注意します。

管理記録簿

各施設の自主的測定結果に基づく管理計画を立てて実施し、消毒・換水・清掃などの記録をつけます。

細菌検査結果とともに保存します。

細菌検査

レジオネラ属菌の検査は衛生管理が適切に行われているかどうかを確認するためのものです。                                                                                            ※衛生状態に応じて実施し、検査結果は3年間保存します。

残留塩素測定

入浴中の遊離残留塩素の濃度は常に変化しています。そのため、遊離残留塩素濃度を維持できるように、頻繁に測定を心がけます。その遊離残留塩素濃度を目安として通常0,2〜0,4mg/Lを超えないように努めます。  
※ 塩素剤は湯がろ過器内に入る直前に注入(投入)します。

※ 温泉水等を使って塩素系薬剤を使用しる場合には、温泉水等に含まれる成分と塩素系薬剤との相互作用の有無などについて事前に十分な調査を行ってください。 

循環式浴槽配管洗浄

循環配管洗浄は年1回以上

バイオフィルム(生物膜)を除去

レジオネラ属菌が無くならない原因として、給配管や施設の構造上の死角で薬剤が行き渡らない箇所、停滞水などがあります。また、アルカリ泉質、硫黄泉、鉄やマンガンを含む泉質、薬湯などPHの高い湯では塩素消毒の効果が著しく低下します。つまり塩素消毒しているにもかかわらず、レジオネラ属菌の検出をストップできない場合があります。これらの問題を解決するにはバイオフィルム(生物膜)を除去する事が一番重要です。当社が使用する洗浄液ではこのバイオフィルムを全て除去することができます。是非、この洗浄消毒システムをご利用ください。

循環配管洗浄

循環洗浄方法はターンする水流を利用して洗浄液を注入し浴槽〜配管やろ過装置・集毛器などを経由する水系統全般のスライムを除去する方法です。洗浄液は過酸化水素系溶剤で消毒、滅菌効果が非常に高く反応が無くなった段階で水と酸素に分解するために二次汚染の心配も無いことから厚生労働省の指針に最も適合した洗浄施工法を採用しています。

塩素系薬剤の弱点

@ 塩素系薬剤は有機物の影響を受け易く薬湯などには使用できない。                                                              A バイオフィルム内がレジオネラ属菌の温床でありバイオフィルムを通さないので効果が出ない。                                                                            B アルカリ泉質の湯では殺菌効果が低下する。                                             C 酸性泉質の湯では塩素ガスが発生し使用できない。                                         D 鉄・マンガンを含む泉質には使用できない。

足湯槽の循環配管洗浄

足湯は公衆浴場法などの法規制外の為、全国のさまざまな場所で数多く利用されています。

また、誰でもが気軽に温泉気分が楽しめるように屋外、屋内を問わず設置されていますが、この足湯施設からレジオネラ属菌が発生したとの報告が多数出ています。何故、足湯施設から多く発生しているのかは設置場所・利用方法・衛生管理に問題があるといえます。特に屋外に設置されていると雨風やゴミや埃が足湯槽に入り込んできます。また、屋外屋内問わず利用者は予備洗いすることなく足湯槽に足を浸けます。足の汚れは人それぞれで決して綺麗な状態ではありません。循環式足湯槽ではお湯を殺菌する為に塩素剤を投入していますが、有機物(汚れ・人体脂など)が増えると塩素濃度が下がり殺菌能力が低下します。また、お湯の汚れが酷いと循環配管系統や濾過器内にバイオフィルムが形成されやすくそのバイオフィルムがレジオネラ属菌の温床となりますので定期的に循環配管洗浄を実施して衛生管理の徹底をご提案します。